利息を返済するにもほどがある
住宅ローンの返済方法は「ゆとり返済」でした。 その頃は頭金が0円で我が家が建てられるという事で結構知られていましたが、今では全く聞かれない返済方法です。 すべて主人に任せっきりにしていた無知な私も悪かったと思います。 思えば担当が分担されており、金銭面に関しては主人が担当。後の家事一切、幼稚園の行事や学校の行事、子供に関する事は大体が私の分野でした。 思えば一途だったのでしょう。よく返済し続けたと思います。 状況がちゃんと解ったころにはもう手遅れの状態です。 がんを宣告されたら余命1ヶ月と言われた患者さんの気持ちです。 誰かに相談すればよかった。せめて知っている不動産屋さんに相談したらよかった 返済する金額も返済する金額は何年か後には上がるという説明も一体いくらの返済金額になるのか、ということも全く知らずに、目の前の返済ばかりに気をとられていました。 もう少し賢かったら、100メートル先が見えたのに。100メートル先どころか一寸先も見えませんでした。 借り換えの話も何度かあったのに、話をよく聞く暇もなく、頑なに拒み続けてきましたが、ここで借り換えか買い換えの話をしていたら、またちょっと状況は変わったみたいです。 色々な人に相談するべき時に、余計な見栄と意地を張っていたのです。